グループホームの役割
グループホームとは
障がいを持つ方が、世話人や生活支援員の支援を受けながら、自立した生活を送るためのサービスです。
共同生活援助と呼ばれることもあります。
周囲となじめず孤立してしまった方や、日々の生活に不安を抱えている方が、共同生活を送り、様々な支援を受けることで、ご自身が理想とする生活を送り、身体・精神の安定を図ることを目的としています。
当施設では1施設4~6名のご利用者様が生活をしています。
グループホーム職員の種類
管理者
施設の責任者です。 適切なサービスを提供すること、サービスを提供するために必要なスタッフを確保して配置すること、スタッフの業務を管理すること、正確な報酬請求の管理、建物・備品・消耗品等の管理などを通して、管理業務全般を行っています。
サービス管理責任者
グループホームのサービス内容の質を維持するためのまとめ役です。利用者さんに対する個別の支援計画を作成し、その人にとって最適なサポートやケアは何かを考えます。
世話人
利用者さんの生活を支える中心的な職種です。調理や掃除洗濯などの家事や、利用者さんの体調管理を行います。
また、悩みを聞くなど生活相談も行います。
生活支援員
グループホームでの生活介護を担う職種です。食事介助や入浴介助等の介護業務を行います。
看護士
グループホームでの看護士です。利用者さんの体調管理、服薬管理、医療機関との連携等、看護業務を行います。
サービス内容
介護サポート
入浴、排せつ、食事において、その方に必要なサポートをいたします。
入浴介助は、身体を清潔にするためや、精神的・肉体的な苦痛と緊張を緩和させる効果がありますが、転倒・意識喪失などのリスクがあるため、職員が見守ります。
排せつ介助は、トイレへの誘導や排せつの手伝い、おむつ交換などをいたします。
食事介助は、一人で食事をすることが困難な方に対し、誤嚥(ごえん)などの事故を防ぎ、おいしく食べる喜びを感じていただくために様々なサポートをいたします。
家事の支援
グループホームの生活で、主に家事の支援をいたします。
家事はすべてを職員が行うのではなく、利用者さんがご自分で出来ることはそのままに、手助けが必要なところだけ支援を行います。利用者さんの自立を促しつつも、生活に過度な負担や不安がないように配慮しながら支援いたします。
社会生活などに対する助言や支援
一例として、体調不良のため病院に行きたい方には、近隣病院のご紹介や病院への付き添い、通院の同行などをいたします。
また、就業を考えている方には、就労支援サービスを行っている施設をご紹介いたします。
その他、ご利用者様一人一人に向き合い、各々が抱えている問題を一緒に解決していくための支援を行います。